その日は朝から忙しく、、
13:00からの着付教室の後でいつも悉皆でお世話になっている『そめの近江』さんへ
近江さんとの付き合いはさほど長くはないけれど、着物を着るようになった今日この頃、巷のお手入れ料金は私にはかなりな痛手で・・
近江さんはお手入れ料金が良心的なので、少し汗ばんでしまったりしたお着物は毎シーズン洗ってもらってしまおうかな、、と思える金額でいつも助かっています
つっても、、そこは呉服屋
お手入ればかりでお世話になるのも感じ悪いかと、お愛想で斎藤三才小紋で羽織を作ったところから始まり、隔月のごとくセールをやっているもんで、、なんだかんだと購入してしまっている私
特別気に入って買ったものがあるのか?
あらためて考えると微妙なのだけど、、
琉球絣の夏用小紋が10万そこそこだったり、琉球絣の名古屋帯は6万ほどだったり、、
(怖くてみなかったけど、今回のセールでは5万切ってた気もしますが・・
)
今までの買い物はそんなに高額なものではなかったので、
たとえ大したものでなかったにせよさほど後悔するほどの代物ではありません。
しか~し!
今回のセールで勧められたのは『林宗平工房』さんの本塩沢お召
個人的に、塩沢お召にあまり興味がなく、、
本塩沢は雨の日には着づらいし、どうしても着るタイミングに悩んでしまうもので、
以前、『いち利』さんの5万円福袋で購入した『やまだ織』さんの本塩沢も未だに袖を通してなかったりする・・・
それなのに、、
勧められた本塩沢の値札をみたら、、75万円

今のわが家の家計&私の懐具合ではありえない金額です。
もちろん、「無理」を連発し、実際無理な上にそこまで興味のある織物ではないので、連れて帰る気はサラサラなかったんだけど・・・
近江さんのセールはそこからが怖いところで・・・
‘表示価格ってなんなんだ
’と思ってしまうほどに価格変動してくる
私はいつもこの戦略にまんまとハマってしまっていたりするのです
今回はいくらなんでも、この低下から私の払える額になるわけがない状態なので、、
『私の払える額を出せるものなら出してみろ~』
という気持ちで「どうせ買えないから金額聞かなくていいです」って帰ろうとしたんだけど・・・
その場にいたバイヤーさんが提示した金額も表示価格からするととても破格に思える金額で、、
おまけにその着物と合わせた帯が・・
私の大・大・大好きな・・・首里の花織~~~
それもあつらえたように本塩沢にピッタリの・・・水色・・・
でも、、今の私に首里の花織なんて買えっこないので、、
あぁ・・・本塩沢よりこの帯が欲しい・・・
なんて思っていたら、、
その花織の価格を聞いてこれまたびっくり
な、、な、、なんとっ、、20万切ってた~~~
もちろん、それはあくまでも、お着物を買った場合のお値段ではありますが、、
とはいえ、どういわれても両方なんて買えっこない財政状況のわが家
ここは諦めるしかないと思った矢先、、
そのバイヤーさんから悪魔の囁きが・・・
『このタイプのやつを次に仕入れて同じ値段で必ず手に入れさせてあげるよ
』って・・・
そげな、、魅力的な・・・
でも、本塩沢って、、こんなに高いのか?
先ほどみせてもらった「しょうざん」とか「菅原工房」の着物、、やたらめったら高い表示価格だったぞよ・・・
「同じノリで表示価格つけてたら、、そもそも元の定価がぼったくり価格なのでは??」
そんな思考が私の頭のなかでグルグルグルグル
林宗平工房っていうのは、重要無形文化財技術指定の越後上布を作成できる工房で、その技術をもって織られた本塩沢との事だけど・・・
そうは言っても、塩沢お召は塩沢お召
しゃり感や手触りは私の持ってるやまだ織のものとは全然違うけど、、
だからといってそこまで高額なものなのかが私にはよくわからず・・・
同じ柄こそないものの、ネット検索すれば単純な縦縞の反物は10万ほどで出ていたりする。
近江のバイヤーさんは
『これは、めったに手に入るモノじゃないよ』
『今買わないと絶対この値段じゃないから!』
って言ったけど、、
呉服屋さんの言うことは話半分くらいで聞くのがモットーの私
本当はいくらくらいなのか結局わからないまま、、
結局、提示してもらった金額の半分を前払いで、残り半分を受取時に、、ということでわが家に来ることになってしまいました。
これが安い買い物なのか、高い買い物なのか・・・
結論はいつまでも出ないのだろうけど、、
これでもか!とセレブとはほど遠い私レベルの支払い方法を検討してくれたバイヤーさんの根気強さと努力に負けてしまいましたぁ・・・
単衣仕立てを勧められ、
単衣がそんなにいるかしら?と思えたりする今日この頃だけど、
仕立て代込みで提示された価格なので、、何も文句は言えません
とりあえずは、出来上がってくるのを待つことにしましょう。。